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水に関する「今日は何の日?」

今や、調べれば毎日が「○○の日」ですが、この「記念日」、誰でも登録できるのをご存じですか?
日本記念日協会という団体に申請すると、名称・日付・由来・目的・活動内容・今後の予定などが審査され、問題がなければ記念日として認定されます。(記念日としての登録は有料。)
もちろん、政治的、宗教的、反社会的な要素が強いものや、他人の権利を侵害する恐れがあるもの、その他、記念日の登録になじまないと協会が判断した場合は認定されません。
記念日や祝日、伝統的な年中行事などの中から、特に「水回り設備」や「水」そのものに関連するものを集めてみました。

1月1日・・・元旦
元旦の「旦」の字は、太陽が地平線から昇る様を表した象形文字なので、古くは「元日の朝」のみを意味していましたが、いまは広く1月1日という意味でも使われています。
元旦に初めて汲む水を「若水」といい、邪気を払う神聖なものとされてきました。元日の朝早く、まだ人に会わないうちに汲みに行き、もし人に会ったとしても口をきかないようにするしきたりで、水を汲む時は「こがねの水汲みます」と縁起の良い言葉を唱え、神棚に供えたり、家族が口を漱いだりするのに用いるならわしがあったそうです。
1月15日・・・手洗いの日(日本)
P&Gが制定。
手が5本指であることから、「い(1)い(1)て(5)」の語呂合せだそうです。
2月2日・・・世界湿地デー
湿地は多様な生物を育み、特に水鳥の生息地として非常に重要です。しかし、干拓や埋め立て等の開発の対象になりやすく、その破壊をくい止める必要性が認識されるようになりました。
湿地の恩恵や価値に目を向け、その維持と賢明な利用を達成するというラムサール条約が、1971年2月2日にイランのラムサールで締結され、その日を記念して、毎年2月2日を「世界湿地の日 World Wetlands Day (WWD)」とするよう定められました。
世界湿地の日には、ラムサール条約の啓発やその目的を達成するための取り組みが、世界中で行われています。
2月6日・・・お風呂の日
日本のお風呂文化をユネスコの世界無形文化遺産に登録しようと活動する団体が、温泉、銭湯、家庭風呂など、日本独自のお風呂文化の魅力をさらに多くの人に知らせることを目的に制定しました。日付は2(ふ)と6(ろ)で「風呂」の語呂合わせです。
2月8日・・・スパの日
健康と美の増進を目的とする施設である「スパ」に関する知識の普及と、その水準を高めることを目的に、「日本スパ振興協会」が制定しました。日付は2と8で「スパ」の語呂合わせと、スパの利用促進のためのイベント「スパ&ウエルネスウィーク」が2月に開
催されること、協会の設立月が2月であることなどからだそうです。
2月10日・・・海の安全祈念日
2001年2月10日(日本時間)、愛媛県宇和島水産高等学校の実習船「えひめ丸」が、ハワイ・オアフ島沖で緊急浮上した米国海軍原子力潜水艦に衝突されて沈没し、乗船していた9名が亡くなる事故が発生ました。
この悲劇を教訓として、船舶の安全を祈願することを目的に、全国水産高等学校長協会が2003年に海の安全を祈念する日を制定しました。
2月19日前後・・・雨水
二十四節気の一つで、雪や氷が解けて雨水として降り注ぐ日。
天文学的には、太陽が天球上の黄経330度の点を通過する時で、昔から、農耕の準備を始めるのは雨水が目安とされて来ました。
また、この日に雛人形を飾り付けると良縁に恵まれるとされています。
2月20日・・・尿もれ克服の日
女性の尿もれに関する認識を広く一般に深め、尿もれや骨盤臓器脱で悩んでいる女性がゼロになることを目的に、排尿障害の病気を克服した女性らで作る団体「ひまわり会」が2005年、記念日として認定。ニ(2)、モ(2=too)、レ(0)の語呂合わせから、2月20日が「尿もれ克服の日」として制定されました。
2月22日・・・食器洗い乾燥機の日
日本電機工業会が制定。
食器洗い乾燥機によって食後のゆとりができ、夫婦だんらんの時間ができるということから、「ふう(2)ふ(2)にっ(2)こり」の語呂合せからきています。
2月22日・・・温泉マークの日
江戸時代の古文書に温泉記号(温泉マーク)が記されていることから「日本最古の温泉記号の地」であることを広く知ってもらうこと目的に、群馬県の温泉組合が制定しました。日付は温泉マークの3本の曲線の湯気が逆から見ると数字の2が3つ並んでいるように見えることと、温泉地らしい3つの言葉(風情、風景、風味)の頭文字である「ふ=2」を3つ並べた日付からだそうです。
2月25日・・・深良用水完成の日
1670(寛文10)年、日本の土木史上重要な意味を持つ深良用水(箱根用水)が完成しました。
湖尻峠に約1200メートルのトンネルを掘って芦ノ湖の水を富士山麓の村に導く用水で、深良村(現在の裾野市)の名主・大庭源之丞らが中心となり5年かけて完成させました。
3月22日・・・世界水の日
1992年、ブラジルのリオデジャネイロで開催された地球サミットのアジェンダ21で提案され、翌年、国際連合総会で「世界水の日」(World Water Day)に定められました。
地球規模の視点から水の大切さ、貴重さを世界中の人々が共に見つめ直す日です。
国連は加盟国に対して、この日に各国で活動を企画するよう薦めており、水や水資源の持続可能な開発に関連する取り組みを行う国連機関も、様々な企画を催しています。
また、国連加盟国以外にも、数々のNGOが水に関連した活動をしています。
4月3日・・・みずの日
清く静かに澄んだ水は平和の象徴であり、畏敬の念を持たれるものとの思いから、環境の浄化、心の浄化を目指す日として、全国清水寺ネットワーク会議が制定しました。「し(4)み(3)ず」の語呂合わせからです。
4月13日・・・浄水器の日
優良な浄水器の製造や販売、正しい使用方法の徹底、製品の安全などを目標に活動する浄水器協会が制定しました。
「よ(4)い(1)み(3)ず」(よい水)の語呂合せからです。
4月20日前後・・・穀雨
二十四節気の一つで、春の暖かい雨が降って、穀物の芽が伸びて来る頃のことです。
天文学的には、天球上の黄経30度の点を太陽が通過する時で、この頃は雨の降る日が多くなり、穀類の種子の成長を促進するので種蒔きの好期となります。
4月22日・・・地球の日
地球や環境のことを考え、美しい自然環境に感謝する日です。
「地球の日」(Earth Day)は1969年に国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)によって概念が定義され、翌年にアメリカのG・ネルソン上院議員が4月22日に環境問題についての討論集会を開催することを呼びかけ、「地球の日」とすることを宣言しました。
当初、アースデイは10年ごとに開催されていましたが、1990年以後は毎年開催されることとなりました。日本でも1990年から取り組みが始まり、ごみ拾い、フリーマーケットなどが開催されています。
4月26日・・・よい風呂の日
親子でお風呂に入って、親子の対話を深めたり、家族同士のふれあいを促すことを目的とする記念日で、由来は、よい(4)風呂(26)の語呂合わせです。
4月28日・11月28日・・・洗車の日
洗車を行い、愛車を「良い艶をもったクルマにしましょう」と、自動車用品小売業協会が4月28日と11月28日を「洗車の日」に制定しました。日付は、4と28で「ヨイツヤ(良い艶)」、11と28で「イイツヤ(良い艶)」と読む語呂合わせからです。
4月28日・・・アクアフィットネスの日
ミズノ株式会社が制定。
水ぬるむ4月のゴールデンウィークの前で、水中で行うアクアフィットネス、つまり水の特性を生かした水泳を含む水中運動を開始するのにふさわしい日であるとして、この日を記念日としました。
5月9日・・・ゴクゴクの日
おいしい飲み物をゴクゴク (5959) 飲み、かつ、水資源に恵まれない地域でも水をゴクゴク飲めるよう水環境について考えようという日で、2005年に日本記念日協会に受理され、制定されました。
5月12日・・・海上保安の日
1948年、アメリカのコースト・ガード(沿岸警備隊)にならい、日本国の沿岸水域における海上保安業務を一元的に担当する機関として、海上保安庁が運輸省(現在の国土交通省)の外局として開庁しました。初代長官の手により庁舎屋上に庁旗が掲揚された日を「開庁記念日」として制定し、2000年より「海上保安の日」に改称されました。
5月15日・・・水分補給の日
スポーツや食事のときの水分補給の大切さをPRすることを目的に、家庭用品の製造販売で知られるサーモス株式会社が制定しました。日付は自社で行った実験で、高温の環境での水分補給に最適な温度帯が5度から15度であることが実証されたことからだそうです。
5月24日・・・長湯温泉「源泉かけ流し」記念の日
大分県の長湯温泉旅館組合が制定しました。長湯温泉は古くから名湯として知られ、その「日本一の炭酸泉」とも言われる泉質の良さと、源泉かけ流しの魅力を多くの人に知ってもらうのが目的です。日付は2006年5月24日に「源泉のかけ流し」を宣言したことからです。
5月26日・・・源泉かけ流し温泉の日
順徳天皇の時代から「日本三御湯(みゆ)」のひとつに数えられた長野県の野沢温泉の源泉をかけ流しで提供する旅館などで結成した「野沢温泉源泉かけ流しの会」が制定しました。「源泉かけ流し全国温泉サミット」の開催日に合わせて、科学的にも確認されているその泉質の良さをアピールしています。
日付は5と26で「極上(5)な風呂(26)」という語呂合わせにもなっています。
6月1日・・・氷の日
宮中では氷室に保存した氷をこの日に食べる行事があり、江戸時代には、旧暦の6月1日に加賀藩が将軍家に氷を献上し「氷室の日」として祝っていました。庶民の間でも、この日を「氷の朔日(こおりのついたち)」といい、正月の餅を氷餅にして保存しこの日に食べる風習があったことに因んで、日本冷凍倉庫協会が制定しました。
6月5日・・・世界環境デー
1972年のこの日、ストックホルムで開催された国連人間環境会議で「人間環境宣言」が採択され、国連環境計画(UNEP)が誕生しました。
国連では、日本の提案によりこの日を「世界環境デー」と定め、日本では1993年に「環境基本法」で「環境の日」と定められました。
広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行おうという日で、世界各国でも、この日に環境保全の重要性を認識し、行動の契機とするための様々な行事が行われています。
6月6日・・・飲み水の日
東京都薬剤師会公衆衛生委員会が1990年に制定。
世界環境デーの翌日で、「薬だけでなく健康に関わり合いのあるものに貢献して行くのが薬剤師の仕事」として、東京の水道水の水源である利根川等の水質検査を行っています。
6月8日・・・世界海洋デー
1992年6月8日にリオデジャネイロで開かれた地球サミットにおいてカナダ代表が提案し、以来「世界海洋デー」として非公式に実施されていましたが、2009年から国連の記念日となりました。
“海を大切に。自然の環境を守るのは世界中の人々の責任だ”というのが主要なテーマです。
6月11日・・・雨漏り点検の日
全国雨漏検査協会によって1997年に制定されました。
梅雨のシーズンが本格的に始まることから、家屋の雨漏りを点検して、被害に合わないように呼びかけることを目的とした記念日です。
6月20日前後・・・入梅
雑節の一つ。天文学的には、太陽が黄経80度の点を通過する時。
梅雨の季節に入る日とされていますが、梅雨入りの時期は地域によって異なり、実際の梅雨とは関係がありません。
入梅の語源は、梅の実が熟す頃に雨期に入ることから来ています。また、この頃は湿度が高く黴(かび)が生えやすいことから「黴(ばい)雨」と言われ、これが「梅雨」になったとも言われています。
6月26日・・・露天風呂の日
岡山県の湯原町旅館協同組合と湯原観光協会が制定しました。1987年6月26日に「第1回6.26露天風呂の日」イベントを日本で最初に開催した「露天風呂の日発祥地」として、湯原温泉の魅力をさらに多くの人に知らせるのが目的です。日付は「露(6)天(.)風呂(26)」の語呂合わせからきています。
7月1日・・・じゅんさいの日
秋田県三種町の団体が制定しました。現在ではその希少性から「幻の農産物」とも言われているじゅんさいは、「万葉集」に詠まれているほど古くからある水生植物で、つるっとした独特の食感があり、お吸い物や酢の物などに使われます。
日付は英語で6月を意味する「ジューン」と、「31(さい)」で6月31日ですが、存在しない日なので、6月30日の次の日、7月1日としました。
またこの頃に収穫作業の最盛期を迎えることもその理由です。
7月3日・・・涙の日
ドライアイの研究促進、治療の質の向上と普及活動を行う「ドライアイ研究会」が制定。
パソコン、携帯電話の普及により急増しているドライアイの症状と関係の深い「涙」に着目して、ドライアイの正しい理解を社会に広げていくのが目的だということです。
日付は「な(7)み(3)だ」と読む語呂合わせからです。
7月3日・・・渚の日
和歌山県白浜町の白良浜の地ビールメーカーとして全国的に知られる、ナギサビール株式会社が制定。この日にはナギサビールで乾杯をして、これから始まる夏を楽しむとともに、南紀白浜の美しい渚の魅力をより多くの人に知ってもらうのが目的です。
日付は三代続く屋号でもある「ナ(7)ギサ(3)」の語呂合わせからだそうです。
7月7日・・・川の日
近年、都市や治水事業の発展などを契機に、希薄化した人と河川との関係を見直し、河川に対する人々の関心を取り戻すことや、地域の良好な環境づくりなどについて住民・自治体が一緒になって考える取り組みを支援することを目的として、国土交通省は1996年に川の日を制定しました。
七夕伝説の「天の川」のイメージがあること、7月が河川愛護月間であること、季節的に水に親しみやすいことが理由だということです。
7月9日・・・泣く日
「泣(7)く(9)」の語呂合わせから、喜怒哀楽の感情表現の豊かさを考える日です。泣くことはストレスを解消したり、免疫力を高めるなどの効果があると言われています。
7月11日・・・アルカリイオン水の日
アルカリイオン水が胃腸症状の改善を謳っていることから、「お(0)な(7)かにい(1)い(1)」と読む語呂合せにより、アルカリイオン整水器協議会により制定されました。
7月第3月曜日・・・海の日
1995年に制定され、1996年から施行された日本の国民の祝日。
制定当初は7月20日でしたが、2003年の祝日法改正(ハッピーマンデー制度)により、7月の第3月曜日となりました。
祝日化される前は海の記念日という記念日で、1876年、明治天皇の東北地方巡幸の際、それまでの軍艦ではなく灯台巡視の汽船「明治丸」によって航海をし、7月20日に横浜港に帰着したことにちなみ、1941年に逓信大臣・村田省蔵の提唱により制定されました。
明治丸はその後、東京商船学校(現東京海洋大学)の練習船として使用され、現在は東京海洋大学越中島キャンパスに保存されています。
7月26日・・・夏風呂の日
夏に入る風呂の爽快さをもっと多くの人に知ってもらおうと、夏風呂の愛好家らが制定しました。日付は「な(7)つふろ(26)」で「夏風呂」と読む語呂合わせからです。
8月1日・・・水の日(日本)
2014年に施行された水循環基本法において、「水の日」は、国民の間に広く健全な水循環の重要性についての理解や関心を深める日として法定化されました。
水資源の有限性、水の貴重さ及び水資源開発の重要性についての関心を高め、理解を深めるため、毎年8月1日を「水の日」、この日を初日とする一週間を「水の週間」として、ポスターによる啓発や講演会の開催などの行事が全国的に実施されています。
8月6日・・・雨水の日
東京都墨田区が1995年に制定しました。
墨田区では、区役所・両国国技館・江戸東京博物館等区内の公共施設で雨水を有効利用してます。1994年、墨田区で市民主体による世界初の雨水利用国際会議が開かれたことに因み、翌年の雨水フェアでこの日を「雨水の日」とすることを宣言しました。
8月8日・・・潤う瞳の日
化粧品、化粧雑貨、服飾雑貨、キャラクター雑貨、コンタクトレンズなどの事業を展開する「SHO-BI株式会社」が制定しました。多くの女性に潤った美しい瞳になってほしいとの願いが込められています。日付は8と8で「ぱちぱち」のまばたきの音からです。
8月10日・・・トイレの日(日本)
日本衛生設備機器工業会(現:日本レストルーム工業会)が制定したトイレの日。
制定した時期や由来は不明です。
8月21日・・・噴水の日
1877年、東京・上野公園で第1回内国勧業博覧会が開催されました。
この博覧会はウィーン万国博覧会を参考に、初代内務卿大久保利通が推し進めたもので、会場中央の人工池に日本初の西洋式噴水が設けられ、それを記念して8月21日が噴水の日に制定されることになりました。
9月7日前後・・・白露
二十四節気のひとつで、いよいよ秋の気配が迫り、草花に白い露が宿り始める頃。天文学的には太陽が天球上の黄経165度の点を通過する時で、空も高く気持ちの良い青空が広がります。
9月9日・・・温泉の日
町内に数多くの温泉が点在し、「九重九湯」と言われることから、大分県九重町が制定しました。
9月10日・・・給湯の日
関西電力株式会社が制定しました。家庭で最もエネルギーを使う「給湯」を見直して、省エネ電気給湯機を多くの人に知ってもらうのが目的です。日付は「給=キュウ(9)湯=トウ(10)」と読む語呂合わせからだそうです。
9月10日・・・下水道の日
1961年、著しく遅れていた日本の下水道の普及(当時の普及率: 6 %)を図る必要があることから、このアピールを全国的に展開するため、当時の下水道を所管していた建設省(現在の国土交通省)、厚生省(現在は環境省に所管変更)等が協議して「全国下水道促進デー」として始まりました。
日付の由来は、下水道の大きな役割の一つである「雨水の排除」を念頭に、台風シーズンである210日を過ぎた220日(立春から数えて)が適当であるとされたことによるものです。
旧下水道法制定100年目を迎えた2000年に、現在の「下水道の日」に変更されました。
9月10日を中心とした前後 1 週間の間、下水道事業者である地方公共団体による各種催しが全国で展開され、国土交通省では、毎年国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)の表彰を行っています。
9月12日・・・水路記念日
1871年9月12日、兵部省海軍部水路局(海上保安庁水路部の前身)が設置されたことにちなんで、運輸省水路部(後の海上保安庁水路部、現 海洋情報部)が1947年に制定しました。
水路局は、国の緊急課題であった日本沿岸の安全を図るための海図作りを使命としており、勝海舟と共に長崎でオランダ式航海・測量術を学んだ者を中心に、日本人による近代的な海図作りが精力的に始められました。
当初は旧暦の日付をそのまま適用した7月28日でしたが、1971年に新暦に換算した現在の日付に変更されています。
9月23日・・・海王星の日
1846年の9月23日、ベルリン天文台のJ.G.ガレ(1812~1910年)によって海王星が発見されました。海王星の公転周期は164年なので、2010年で、発見された時からやっと太陽の周りを一周したことになります。
海王星を訪れた探査機は現在、1989年8月25日のボイジャー2号だけで、海王星に関する情報のほとんどすべては、この探査機からの情報によるものだそうです。
海王星は太陽系の第8惑星で、大きさは地球の約3.9倍、地球を除けば、太陽系で最も青い惑星です。海王星が青い色をしているのは、地球とは違って、大気中に含まれるメタンが赤い色を吸収してしまうからだそうです。 海王星には、13個の衛星が確認されています。
10月1日・・・浄化槽の日
「浄化槽の日」は、浄化槽の普及促進及び浄化槽法の周知徹底を通じた生活環境の保全、公衆衛生の向上、公共用水域の水質保全を目的として、1987年に厚生省、環境庁、建設省の3省庁が提案、制定しました。
浄化槽に関する諸制度を整備した「浄化槽法」が、1985年10月1日に全面施行されたことにちなんでいます。
10月3日・・・洗浄の日
洗浄従事者の技能向上、作業方法の改善などを目的に活動している公益社団法人・日本洗浄技能開発協会が制定しました。環境にやさしい「水」の持つ優れたエネルギーを利用した高圧洗浄の活用、普及が目的です。日付は「1000(セン)は10の3乗(ジョウ)」なので10と3を表す10月3日になりました。
10月8日頃・・・寒露
二十四節気のひとつで、冷たい露が野草につく頃。天文学的には太陽が天球上の黄経195度の点を通過する時で、秋が深まり紅葉が鮮やかになり、農家では収穫の時期を迎えます。
10月10日・・・銭湯の日
東京都江東区の公衆浴場商業協同組合が1991年に実施し、その後全国に広まりました。
「せんとお(1010)」の語呂合せや、当時10月10日が体育の日であったことから、「スポーツで汗をかいた後、銭湯でスッキリしよう」というコンセプトで、様々な入浴に関するイベントが全国で行われています。
10月15日・・・世界手洗いの日
世界で、5歳の誕生日を迎えずに命を終える子どもたちは年間590万人。その原因の多くは、予防可能な病気です。もし、せっけんを使って正しく手を洗うことができたら、 年間100万人もの子どもの命が守られ、また、下痢によって学校を休まなければいけない子どもたちが大幅に減ります。
自分の体を病気から守る最もシンプルな方法のひとつが、せっけんを使った手洗いです。正しい手洗いを広めるため、国際衛生年であった2008年に、毎年10月15日が「世界手洗いの日」(Global Handwashing Day)と定められました。
10月17日・・・上水道の日
上水道とは、ろ過した水に圧力を加えて鉄のパイプで送り、蛇口からいつでも使うことができる近代水道のことです。
1887年、横浜の市街地へ日本初の近代的上水道による給水が開始されました。
イギリスの工兵中佐パーマーの設計指導により、約2年半の工事を経て、相模川から野毛山の貯水地へ引水し、市街地への給水が開始しました。
当時は各家庭に水道を引くことも水道料金も高額だったために、道路に作られた獅子頭共用栓という共同の蛇口から水を汲んで使っていたそうです。
10月23日頃・・・霜降
二十四節気のひとつで、秋が一段と深まり、霜が降りることが多くなる頃。天文学的には太陽が天球上の黄経210度の点を通過する時で、気温が下がり、冬の近づきを感じます。
11月1日・・・川の恵みの日
慶応元年(1865年)創業で川魚を扱う三重県の「株式会社うおすけ」が制定しました。川に感謝し、川の環境と自然を考える日とするのが目的です。日付けの由来は11月1日の数字を並べると1が3本(111)で「川」と似ていることからだそうです。
11月2日・・・キッチン・バスの日
11月3日の「文化の日」の前日に家庭文化のあり方を考える日にしよう、とキッチン・バス工業会が制定しました。また、Kitchen-BathのK・Bがアルファベットの11番目・2番目であることにも由来します。
11月5日・・・津波防災の日
内閣府からの登録申請。2011年3月11日に発生した東日本大震災を受けて、津波による被害から国民の生命、身体、財産を保護することを目的に制定された「津波対策の推進に関する法律」の中で、この日が「津波防災の日」と決められています。
普及を通じて、津波防災に関する国民意識の向上を図るのが目的で、日付は江戸時代に大きな津波被害をもたらし、『稲むらの火』のモデルにもなった安政南海地震の発生した日にちなんでいます。
11月10日・・・トイレの日(日本)
「11(いい)10(ト)イレ」ということで、日本トイレ協会が1986年に制定しました。
同協会はこの日に「トイレシンポジウム」を開催し、公衆トイレを対象とした「グッドトイレ10賞」や「トイレレポートコンクール」の表彰などを行っています。
11月19日・・・世界トイレの日
2011年11月19日に、シンガポールで世界トイレ機関(WTO: WORLD TOILET ORGANIZATION)が創設され「世界トイレサミット」が開催されたことを記念し、世界各地でトイレの問題を考える取り組みが行われてきました。
この広がりを受け、下水処理から屋外排泄の根絶まで、多岐に渡る衛生の問題提起と政策化促進のため、国連は2013年、11月19日を国連「世界トイレの日(WORLD TOILET DAY)」に定めました。
11月22日頃・・・小雪
二十四節気のひとつで、この頃から寒くなり雨が雪へと変わることがあります。天文学的には太陽が天球上の黄経240度の点を通過する時で、気温が下がり初雪が舞い始める頃です。
11月24日・・・いい尿の日
排尿トラブルの症状に効果のある八味地黄丸などを開発・販売するクラシエ製薬株式会社が制定しました。寒さが増すと頻尿・夜間尿などの排尿トラブルが増えることから、その啓蒙や症状に合った治療を広く呼び掛けることが目的です。日付は寒さが本格化してくる時期で、11を(いい)、24を(にょう)と読む語呂合わせからだそうです。
11月26日・・・いい風呂の日
11月下旬になると、お風呂でゆっくり温まって疲れを取りたいという人が増えることと、11と26で「いい風呂」と読む語呂合わせから、日本浴用剤工業会が制定しました。入浴剤の効用と普及拡大をアピールするのが目的です。
12月7日頃・・・大雪
二十四節気のひとつで、北風が吹いて大雪が降る頃という意味。天文学的には太陽が天球上の黄経255度の点を通過する時で、この日から日一日と寒さが厳しくなってきます。
12月第三土曜日・・・大洗濯の日
ライオン株式会社が制定しました。年末の大掃除のように、家にある布団カバー、毛布、カーテンなどの大きな物を洗い、すっきりとした気持ちで新しい年を迎えることを勧めるのが目的です。
日付は年末の掃除や洗濯の準備を始めるのが12月の3週目が多く、しっかり取り組みやすい日としてその土曜日としたものです。
毎月第一日曜・・・DIYの日
DIYとは Do It Yourself 「(専門家に頼らず)自分でやってみよう」という意味。元々は第二次世界大戦後のロンドンで、空襲で壊れた家を、自分たちで修理して町を再生しようという運動が発端だそうです。
日本でも随分メジャーになってきたこのDIYという言葉。
実は、ご家庭の水回りも思ったより手軽にDIY出来るのをご存じですか?
水回りと言えば、専門家による専門的な知識なくして手を出すと大惨事になり、生活が立ち行かなくなる・・・というイメージをお持ちの方がほとんどだと思います。
確かに専門的な知識なしに改造してはいけない部分があるのも事実ですが、水栓やシャワーヘッドなど、手順通りに進めれば自分で交換出来るものは少なくありません。
毎日目にする部分なだけに、自分のお気に入りの蛇口一つで、日々の生活が文字通り潤いに満ちたものに生まれ変わります。
退去時に現状復旧できる程度であれば、あきらめていた賃貸住宅での実施も可能かも知れません。
是非一度、すぐに始められる水回りのプチDIY、水回りから始まる小さな幸せ「水プチ」に挑戦してみてください。
TSSがお手伝いします。